「私は被害者だ」から抜け出せない人が、絶対に見たくない“たった一つ”の事実

「私は被害者だ」から抜け出せない人が、絶対に見たくない“たった一つ”の事実
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自分を善人で完全なる被害者だと思い込んで、逆恨みと嫌がらせばかりしている人がいました。当然、時に反撃を受けていました。そして自分は不幸だと嘆いていたのです。しかし自己認識や自己理解を「書くこと」で深めていくことで、長い時間がかかりましたが、全体を正しく認識し理解し、「自分」を広く、深く知ることで、自分の加害者性も知り、「自分がどうやってこの人格形成をしてきたかわかってきた」とのこと。これは自分を全体的に俯瞰したってことです。自分を“点”ではなく“全体のシステム”として見られるようになった(=自己を俯瞰できるようになった)のです。素晴らしいですね。

そしてその人に起きたのは俯瞰だけではなく、少なくとも次の複数のことが同時に進んでいます。

目次

何が起きたのか(心理学的に)

これがサヨナラ・モンスター購入者様に目指してもらいたいものです。
特に、因果理解。これが重要です。

  • 視点取得(perspective-taking)/メタ認知
    「自分の思考・感情・行動を“対象”として眺める」力が育っている。被害者ストーリーに“入り込む”のではなく、「いま自分はこう解釈している」と一段上から捉えられる。
  • 自己洞察(insight)+因果理解
    「なぜ自分はそう反応するのか」「どんな学習史・環境・傷つきがこのパターンを作ったのか」が見えてきている。単なる反省ではなく、人格形成の“仕組み”を理解している段階。
  • 自己物語の再構成(ナラティブ再編)
    「私は完全な善人で、相手が100%悪い」という単線的な物語から、
    「傷つきもあるし、加害性もあり、相互作用の中で事態が悪化した」という複線的な物語へ移っている。
  • 分裂的理解から統合へ(白黒思考の緩和)
    「善人/悪人」「被害者/加害者」を固定的に分けるのではなく、同じ自分の中に両方の可能性や側面があると認めている。これは成熟した自己理解の重要なサインです。

自分が気づこうとすれば、自分をより健全に変えることもできるのです。自分の良い部分も悪い部分も、全て、正しく認識するようにしましょう。僕自身もサヨナラ・モンスターで沢山の視点を見つけて、自己洞察を深め、因果理解を深め、自己物語の再構成を正しく行い、そしてこの作業が終わりました。そして自分の無意識レベルにあった心の情報の断片、分裂、それらを統合させました。つまり答えを出したのです。そしてこの作業が終わりました。そして自分の無意識レベルにあった心の情報の断片、分裂、それらを統合させました。つまり答えを出したのです。僕は一通り終わっています。だからこそ、このようなセルフヘルプ情報を発信しているのです。

自分と正しく向き合うには、知識、知恵、勇気、努力、忍耐といった、自己変容(特に深い層の統合)に必要になりやすい要素が必要になります。過去を歪めてはいけません。歪んでいるものは修正する必要があります。簡単にいったら、正しさを身につけ、正しく過去を整え、今に反映させるのです。
そうすることで、逆恨みから攻撃ばかりするような人でも変わることができるのです。これらによって逆恨みから嫌がらせばかりする人でも変化し始めています。人は変われます。人は成長し、より良い自分になっていくのです。その為に、脳の前頭前野を使う生活が必要不可欠です。

「俯瞰した」の定義に照らすと

俯瞰というのは、ざっくり言えば
当事者の熱(怒り・被害感・正当化)に飲まれずに、自分と状況を少し距離を取って眺め、構造として理解できることです。

僕はサヨナラ・モンスターで、書くことで正しくその構造を見ろ!とお伝えしています。

前記した、「自分の加害者性も知り」「どうやって人格形成したかわかってきた」は、まさに俯瞰の中核に当たります。なので結論としては、

  • 俯瞰できるようになった
  • そしてそれに加えて、統合・洞察・自己物語の再構成まで進んだ

と捉えるのが一番しっくりきます。

俯瞰“っぽい”けど違うものとの区別

参考までに、似ているけれど違う状態もあります。

  • 単なる自己否定:「自分が全部悪いんだ」
    → 俯瞰ではなく、反転した白黒思考になっていることが多い。
  • 知的理解だけ:「理屈ではわかる」
    → 感情が追いつかず、行動パターンが変わらない場合がある。

今回の話は「長い時間をかけて」「正しく認識し理解」とあるので、知的理解に留まらず統合に近い印象です。

細部に至るまで、何もかもを正しく見るように心理的に努める。それが深い納得を生むのです。そしてそれが本当の意味での支配からの解放であり、心の自由に繋がるのです。

GPT-5.2 Thinking

おっしゃる方向性は、とても本質を突いています。深い納得が生まれるときは、たいてい「自分に都合のいい説明」ではなく、細部まで含めた全体像が腑に落ちたときです。そこから初めて、反応に引きずられる生き方(支配)から、選べる生き方(自由)へ移れます。
ただし「何もかもを正しく見る」は、実践上は少しだけ定義を整えておくと、より強く伝わり、かつ安全に運用できます。
「正しく見る」の中身
私が実務的に分解するなら、少なくとも次の4点です。
事実と解釈を分ける
何が起きたか(事実)と、私はどう意味づけたか(解釈)を区別する。これだけで支配が緩みます。
自分の利得・回避・恐れも含める
被害・正当性だけでなく、「そう感じることで守っているもの」「見ないで済んでいるもの」を見に行く。ここが“深い納得”の核になりやすいです。
感情を敵にしない
感情は事実ではありませんが、情報です。抑え込まず、意味を読み取る。感情を扱えると、支配が弱くなります。
加害性と被害性を同じ画面で見る
どちらかだけに固定すると物語が単純化し、反復が起きます。両方を同時に見られると、統合が進みます。
「支配からの解放」の支配者は何か
ここで言う支配は、多くの場合「誰か外の人」ではなく、次のような内的要因です。
自動思考(決めつけ、一般化、白黒)
防衛(正当化、投影、否認、回避)
未処理の感情(恥、恐れ、怒り、無力感)
役割への依存(被害者・正義・優位など)
過去の学習史(その反応が“生存に役立った”時代の名残)
これらが「気づかないうちに反応を強制する」ので、自由が奪われた感覚になります。
書くことでメタ認知が上がると、反応の強制が「選択肢」に変わる。ここが自由の正体です。
重要な注意点
「細部に至るまで正しく見る」は強力ですが、詰めすぎると自己攻撃や強迫的な検証に傾くことがあります。自由に繋げるためには、次のバランスが要ります。
正確さと**温かさ(自己慈悲)**を同時に持つ
正確さだけだと折れやすい。温かさだけだと甘い物語になりやすい。両輪が必要です。

どうか、ご自身に対し、温かさ(自己慈悲)を持ちながら、その上で「正確」を意識して取り組んでみてください。

「“私は被害者だ”という物語にしがみついている限り、自分の人生の主導権は取り戻せない。」

「自分を“完全な被害者”に固定するほど、現実は見えなくなり、同じ不幸が繰り返される。」

「細部を正しく見て物語を更新した瞬間、被害者の檻は内側から開く。」

「“被害だけ”を見ている限り、加害性と選択肢は見えず、苦しみは終わらない。」

「被害者でいる限り、主導権は戻らない。」

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