他人からの不健全な評価(他己評価)を自己成長に繋げることも出来る

他人からの不健全な評価は気にしない方が良い
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この記事でお伝えすることは、サヨナラ・モンスターの購入者さまにメールでお伝えしたことですが、他の方にもお伝えしたいと思い記事を書きました。

目次

他人からの不健全な評価は気にしない方が良い場合

まず、他人からの評価(他己評価)は気にしない方が良い場合があります。それは評価してくる者が、正確性や客観性に欠けている場合です。間違ったことを平気で正しいかのように言ってくる人からの歪んだ評価によって、悪影響を受けてしまう場合があります。そんな歪んだ他己評価は気にしないことが大切です。間違っていないのに間違っていると思い込んしまったり、自分には価値があるのに無価値だと思ってしまったりと、マイナスになってしまうこともあります。

自分を他人に投影して、自分のことを相手のせいにして決めつけてくる人もいます。例えばAさんは昔、人から嘲笑され続けて生きました。他人から「Aはおかしいwww」「Aはゴミクズ(無価値)www」と。そんな心の問題が未処理となっている為、それらの情報が無意識下に抑圧されていて、嘲笑された心の傷も癒えておらず、自分がされたことを無意識で別の人に投げかけて、AさんはBさんに付き纏ってBさんを嘲笑することがあります。「Bはゴミクズ(無価値)www」と。こうした無価値だと扱う人からの評価を気にしてしまったり受け入れてしまうと、自分にとってマイナスになりますので、こうした他人からの評価(他己評価)は気にしない方が良いです。相手の言っていることは間違っている。自分のことを言って自己紹介してきていると。そう思うだけで心の中で跳ね除けることも出来ます。

気にした方が良い他己評価とは

気にした方が良い他己評価は、正確性や客観性がある評価です。誰が見ても、誰が聞いても納得出来る正確な評価は良い意味で気にして自分の問題に気づいたり、修正するべき部分を修正したほうが良いです。

健全な他己評価を良い意味で気にして、努力をして、スキルを身に着けていけば良いと思います(気にすることで、向上できることがある)。もしかしたら、それで身に着く力が、「本当の自分を生きる」ことに役立ってくるのかもしれません。そしてそれが、劣等コンプレックスが小さくなることにも繋がってくるかもしれません。

不健全な他己評価からもプラスを得よう

まず、他人の評価を気にしてしまうことは普通のことです。人間は誰もが評価を気にします(個人差は大きいけど)(気にしすぎて、振り回されると問題です)。前記したような不健全な他人からの評価をそのまま自分に浸透させるのではなく、自分をよくするための有益な情報として使えば良いのです。他人からの不健全な評価は気にしない方が良いとお伝えしましたが、有益な情報として使える者があれば使うのも1つの方法です。

機能不全家庭などで育った方は、他人の評価をそのまま自分に浸透させる癖がある人が多いなと感じています。浸透させるというのは、言い換えたら鵜呑みにする感じです。そうではなく、他人からの不健全な評価を有益なもに転換出来ると捉えて、噛み砕いて、使える部分を見つけ、自分をさらに良くするために転換して使えば良いと僕は考えています。そうすれば、、「健全なものであっても不健全なものであっても他人からの評価を良い意味で気にして、自分の成長にも繋げられ、認められる自分になっていく可能性が高まる」ことに繋げることも可能です。

自分を成長させるための有益な情報」が、「他人からの不健全な評価」にある場合があります。例えば、とある心理的な虐待者が、心理的な虐待の一種であるガスライティング(気を狂わせる心理的な虐待)を仕掛けてきたとします。ガスライティングについて詳しく知りたい方は(https://www.amazon.co.jp/dp/B0BRGYTB9M)をお読み下さい。Amazonで販売中です。この心理的な虐待の過程において、被害者が自己無価値感を感じるように、或いは自分を疑うように仕向け、徹底して価値を下げるメッセージ(言語・非言語)を送ってきたり、悪い嘘の噂を流布して社会的評価を低下させて、被害者の価値を下げようとすることがあります。最悪、被害者は気が狂ってしまうことがあります。気が狂わなくても、自信を喪失したり、自己無価値感で苦しむ場合もあります。それだけ見ればマイナスです。こうした不健全な他己評価によって深刻な心理的なダメージを負ったままならマイナスです。しかし、自分がどのように傷つけられていったのか、細部まで見て、深く理解をして、加害者の手口も熟知したら、それは大きな成長に繋がります。「他人からの不健全な評価」にある様々な手口を知ることで、理解力、洞察力、判断力、抵抗力、状況把握力などを上げていくことも可能です。

次の2つの引用文をお読み下さい。

心理学者のマーサ・スタウト(英語版)は、ソシオパスはよくガスライティングの手法を使うと述べている。1引用文献:ガスライティング – Wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0)

特に女性に関して言うと、ヒルデ・リンデマン(英語版)は「ガスライティングの場合、それに抵抗する能力は、自分の判断力を信頼する能力に負っている」と述べている[17]。加害者に抵抗する「別の解釈」を打ち立てることは、「通常の自由な心の働き」を取り戻す、あるいは初めて手に入れることの助けになるかもしれない。2引用文献:ガスライティング – Wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0)

ソシオパス(サイコパスもガスライティングを使う)などの強敵がガスライティングをよく使います。そんな強敵からガスライティングが目的での評価を受け続けるということは深刻なダメージに繋がりかねません。それに対して把握し、抵抗し、洞察し、理解し、判断して、その上で問題解決していくと、問題解決力も上がりますし、自己信頼も深まります。このように、不健全な他己評価を自己成長へと繋げていくことも可能です。他人からの不健全な評価は気にしない方が良いけど、敢えて気にして自己成長に繋げるのも1つのやり方です。

脚注リスト(引用文献・参考文献)

  • 1
    引用文献:ガスライティング – Wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0)
  • 2
    引用文献:ガスライティング – Wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0)
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この記事を書いた人

保有資格(メンタルケア心理士、アンガーコントロールスペシャリスト。うつ病アドバイザー)1980年、北海道生まれ。中卒。数々の心の問題を抱え、生きる希望もなく、13歳から非行に走り、18歳で少年院を逃走し、以後、更生を誓うも、薬物中毒となり現実逃避。その後も凡ゆる心の問題を抱えることになる。そして、独学と自力で1つ1つ自身の心の問題を出来る部分から解決して、それにより役立った情報を発信し続けるようになる。心の問題を抱えた当事者(心の問題、苦しみを直に体験し、影響を受けている個人)だからこそわかることがあり、発信する情報の多くが好評で、お礼の言葉をいただく機会も増える。心の根深い問題の解決、解消に役立つことを伝え続けることで、更に多くの人たちから「心の良い変化に繋がった」「カウンセリングを受けても良い変化がなかったのに、菅原さんの情報の実践で良い変化が起こりました!」という声を多数いただくことが増えたことを機に、電子書籍出版を開始。こういった表現活動が他者だけでなく自身の心の傷も癒していくことを体感し、その素晴らしさも含めて情報発信している。

・メンタルケア心理士
(メンタルケア学術学会認定)
・アンガーコントロールスペシャリスト資格
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)
・うつ病アドバイザー
(一般財団法人 日本能力開発推進協会JADP認定)

【メンタルケア心理士とは?】「メンタルケア心理士」は、「日本学術会議協力学術団体」に指定されている、「メンタルケア学術学会」が認定する資格(公的学会認定資格としての位置づけ)です。他にも、第三者評価機関(生涯学習開発財団・一般財団法人ヘルスケア産業推進財団)からも認定されています。

運営者の氏名:
菅原隆志

所在地:
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