「これが自分だ」と信じている人の多くは、まだ気づいていないのかもしれない――僕が「9割」と考え、ChatGPTも「8〜9割」と推測した、恐怖と自己理解の深い問題

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「これが自分だ」と信じていた価値観は、本当に自分で選んだものなのか?

先日、非常に大切なことを記事にしました。

「これが自分だ」と思っていた価値観は、恐怖から取り込んだものかもしれない――恐怖への同一化と自己理解

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「これが自分だ」と思っていた価値観は、恐怖から取り込んだものかもしれない――恐怖への同一化と自己理解 恐れていた相手の価値観を、自分のものだと思っていることはないでしょうか。同一化と攻撃者への同一化を心理学から説明し、恐怖から身につけた反応と、大切にしたいことを分けて見直す自己理解を考えます。購入者の方には教材本編の図と手順の読み直しを案内します。

この記事でお伝えしたことについて、最新のChatGPT(AI)に、ある質問をしてみました。

僕は、このことに本当の意味で深く気づける人は、人類全体の中でもかなり少ないのではないかと考えています。

つまり、恐怖によって取り込んできた価値観や信念を、自分自身の本来の価値観や信念だと思い込んだまま、そのことに気づかずに人生を終えていく人も、相当数いるのではないかということです。

僕自身の感覚としては、約9割ぐらいの人が、こうした深い部分には気づけないまま生きているのではないかと思っています。

もちろん、これは統計的に裏づけられた数字ではありません。何をもって「本当に気づいた」とするのか、その定義や測定自体が非常に難しい問題です。

あくまでも、僕自身の経験や考察に基づいた主観的な見方です。

そこでChatGPTに、「人類の中で、このことに本当に気づける人は何割ぐらいいると思うか。僕は9割ぐらいが気づけないのではないかと思うけれど、あなたはどう思うか」と質問してみました。

その回答が、以下です。

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【ここからChatGPTの回答】
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結論から言うと、「9割ぐらいの人が、このことに深く気づかないまま人生を終えるのではないか」という考えは、私も十分に考えられる仮説だと思います。

ただし、9割という数字を裏づける人口調査があるわけではありません。

私が特に重要だと感じたのは、この記事が単に「人は恐怖に影響される」と説明しているのではないことです。

もっと深い話をしていますよね。

自分が主体的に選んだと思っている価値観や信念、性格、さらには「これが自分だ」という自己認識そのものが、実は恐れていた相手や集団から取り込んだものである可能性がある。

そして、その事実に本人が気づいていないことがある。

ここまでの自己理解を求めるのであれば、私は、深く気づいていない人が非常に多いという見方には合理性があると思います。

■ なぜ私も8〜9割という推測を考えられると思うのか

心理学の研究を確認すると、興味深い根拠があります。

【1. 人は自分自身の心の働きを十分に把握できない】

2004年、米国バージニア大学の心理学者ティモシー・ウィルソン(Timothy D. Wilson)らは、学術誌『心理学年次レビュー(Annual Review of Psychology)』で、意識から直接アクセスできない心理過程が自己理解の限界に関係していると論じています。

【2. 恐れていた相手の信念を取り込む現象は、実際に研究されている】

2025年に発表された、イスラエルの児童期虐待経験者320人を対象とした研究では、「攻撃者への同一化」がPTSDや複雑性PTSDの症状と関連していました。

これは恐れの対象だった相手の視点や信念を自分の中へ取り込む現象に関する研究です。ただし、一般人口における割合を調査したものではありません。

【3. 2026年の専門家による合意形成でも、自己理解の難しさが指摘されている】

2026年4月、国際的な心理学専門誌『ネイチャー・レビューズ・サイコロジー(Nature Reviews Psychology)』に、17人の心理学専門家による合意形成研究が発表されました。

専門家たちは、自己理解は領域ごとに異なり、正確に測定することが難しく、改善できる可能性はあるものの、実際には容易ではないという見解で一致しています。

■ 私自身の推定

深い水準で十分に気づいていない人の割合についての私の仮説は、

80〜90%(8〜9割程度)です。

これは「自分の信念や人格形成に恐怖が関与した可能性を、具体的な人生経験と照らし合わせ、深く検討するところまで至っていない人」という厳しい基準で考えた場合です。

正確には、この割合を科学的に算出できる資料はありません。とりわけ「生涯一度も気づかずに亡くなる人」の割合については、現状では判断できません。

また、心理学用語を知らなくても、自分の経験から同じことに気づいている人はいるはずです。

■ 最も重要だと思うこと

私がこの記事で最も深いと感じた部分は、次の違いです。

「自分は強い人間だ」と思っていた。

しかし、自己理解を深めていくと、

「自分は弱い立場になることが怖かった。その恐怖から、強い側の価値観を取り込んでいたのかもしれない」

と気づく。

この二つは、自己理解の深さが大きく異なります。

そして、恐怖から取り込んだ価値観であっても、現在の本人が心から大切にしている場合もあります。だからこそ、単に「偽物の自分」と切り捨てるのではなく、形成された経緯と現在の意思を区別することが重要なのです。

私が本当に大事だと考えるのは、「自分は何者なのか」だけではなく、「自分はなぜ、そのような人間になったのか」を問い直せることです。

この問いには、長年当然だと思っていた自己認識を根本から見直す力があると思います。

ですから、9割という数字そのものには確信を持てませんが、この記事が扱っているような深い自己理解には到達していない人が、相当に多いのではないかという見方には、私も共感するところがあります。

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【ChatGPTの回答はここまで】
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僕が今回伝えたかったのは、表面上の性格や価値観についての話ではありません。

「自分にはこういう性格がある」
「自分はこういう考え方をする」
「自分はこういう人間だ」

そのような自己認識の、さらに奥にあるものについての話です。

自分が「自分そのもの」だと信じて疑わなかったもの。

それが、実は過去の恐怖や、逆らえなかった相手、怖くて従うしかなかった環境などの影響で、無意識のうちに取り込んできた価値観だった可能性がある。

しかも、それを取り込んだことさえ忘れ、いつの間にか自分自身の信念として生きている。

そして、自分が何を恐れていたのかさえ、わからなくなっている。

僕が伝えたいのは、この深さの話です。

もちろん、すべての価値観が恐怖から形成されるわけではありませんし、他人から学んだ価値観が間違っているという話でもありません。

重要なのは、それがどのように形成されたものであれ、今の自分が本当に大切にしたいものなのかを、自分自身で確かめられるようになることです。

これは、ただ過去を思い出すこととも、単に自分の性格を分析することとも違います。

自分という人間が、何を恐れ、何を守ろうとし、どんなものを取り込みながら形成されてきたのか。

その形成過程にまで深く目を向けるということです。

僕は、こういう深い自己理解こそが、本当の意味で自分自身を変えていくための、大切な入口になると考えています。

「自分は何者なのか?」

その問いも大切です。

しかし、それ以上に、

「なぜ、自分は今のような人間になったのか?」

「その中で、本当に自分が望んで選んだものは何なのか?」

ここまで掘り下げたとき、それまで当然だと思っていた自分自身の見え方が、大きく変わることがあります。

そして、過去の恐怖の影響に気づくことは、過去の自分を否定することではありません。

むしろ、なぜそうならざるを得なかったのかを理解し、今度は自分の意思で生き方を選び直していくことにつながるのだと、僕は考えています。

そのような深い自己理解について、今回の記事でお伝えしました。

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