この記事はとても大切なことで忘れないほうが良いことだと思うので、よかったらブックマークして下さい。
人生は短いので、あなたはあなたのやるべきことをやりましょう。
人生はあっという間に終わってしまいます。
明日死ぬかのように、今日を大切に生きましょう。
人生は有限、焦らず自分のペースで生きる
人生が有限であることを認識しつつ、焦らずに自分のペースで進んでいくことが重要です。この記事は人生の時間がない、だから、焦って生きることを勧めているのではありません。人生や命は有限だからこそ、1つ1つを大切にして、自分自身を信じ、コツコツと努力を重ねながら、自分の人生を大切に生きることが大切だというお話です。
歳をとるごとに時間が早く感じる。
知っている人もいると思いますが、ジャネの法則というものがあります。これは、フランスの哲学者・ポール・ジャネ(19世紀)が発案したもので、その後、ジャネの甥(心理学者・ピエール・ジャネ)の著書において紹介された有名な法則です。これは、「主観的に記憶される年月の長さ(心理的に感じる時間の長さ)」は、年少者にとっては長く感じ、年長者にとっては短く感じるという現象を心理学的に説明したものです。
まず、10歳にとっての1年の長さは10分の1(10年の1年)です。80歳の人にとっての1年は80分の1(80年の1年)ですから、年長者のほうが1年の時間に対して短く感じます。歳をとるごとに時間に対しての心理的な長さが短く感じられます。そして10歳にとっての1年と、100歳にとっての10年は同じように感じます。だから、子供の頃は時間が経つのが遅く感じるけど、歳をとると時間が早く感じるようになります。10代の時は、その時間がずっと長く続くような感じがします。
10歳で人生の半分は終わっている(心理的に感じる長さ)
ジャネの法則で計算をすると、寿命が80歳として、物心がつくのを0歳だとすると、10歳で人生の経過率が約52%ほどになります1参考文献:人間の体感時間を考慮した人生経過率 – 高精度計算サイト(https://keisan.casio.jp/exec/user/1654480962)。つまり、10歳まで生きたことは、もう人生の半分くらいは終わっていると考えて良いのです。寿命を80年だとすると、10歳までの10年は、10歳から80歳まで70年間と同じようなものです。
【寿命が80歳だとして】(心理的に感じる長さとしての人生経過率)
現在10歳の人の場合、人生の52%は終わっているのです。
現在20歳の人の場合、人生の68%は終わっているのです。
現在30歳の人の場合、人生の78%は終わっているのです。
現在40歳の人の場合、人生の84%は終わっているのです。
現在50歳の人の場合、人生の89%は終わっているのです。
現在60歳の人の場合、人生の93%は終わっているのです。
人生は、心理的に感じる長さとしては、間も無く終わってしまうものなのです。
僕がなぜ、10歳にこだわってきたか。その理由
僕の別ブログでは「10歳」というキーワードを使って43記事書いています。
サヨナラ・モンスターの教材本編の、「25、心の傷の秘密と、みんなに聞いた!心の傷が癒えてきた理由」でも「〇〇に〇〇〇した時期(10歳前後)のことも思い出しました。」と10歳というキーワードを使って大切なことをお伝えしています。またサヨナラ・モンスター購入者専用メルマガの、「25通目:細分化して1つ1つ修正する」と「53通目:隠れた能力と夢の関係」でも10歳に関して触れています。それ以外にも、電子書籍や他の記事などにも書いたと思います(すぐには探せませんが)。
・僕がこだわっている10歳前後
・ジャネの法則で計算すると10歳は人生の半分
僕が「10歳」に拘ってきた理由の1つは、10歳は人生の大きな節目だからです。
人生は10歳までに失ったものを取り戻す人生ゲーム
人生は、失ったものを取り戻す人生ゲームなのです。僕はこう考えています。では何を失ったのか。それが「本当の自分」です。これは例外なく、全員です。人間は全員が本当の自分を失っています(部分的な意味で)。それはそうしないと生きられないからです。子供は生きる為に、部分的であっても自分を失わせないと生きていけないのです。だから生存の為に、自分を失わせて、時に迎合し、何かに同一化して、同一化したものの何かを自分のものだと思い込んで、他人のものを自分にくっつけて、継ぎ接ぎのように生きています。とある専門家は「人間は皆多重人格である」と言いましたが、そのようなものなのです。
あと、心理学三代巨頭の1人アドラーは、「人は10歳前後の年齢で自分のライフスタイル(性格)を決めている」というようなことを言いました。ライフスタイル(性格)は「生き方の癖」のことです。そして「隠された目的」を達成していくための手段でもあります。この性格という生き方の癖が目的達成の手段の1つになっています。要は、言い換えれば人は10歳前後までに心が折れている、或いは、目的を決めていると言えます。他人の同一化して生きることが目的になっていた人も沢山いるでしょう。
ここで僕が考えていることが、前記した「10歳までに本当の自分を失った」ということの中に、アドラーが言う「人は10歳前後の年齢で自分のライフスタイル(性格)を決めている」が含まれていると考えています。そしてジャネの法則によればこの辺りでちょうど人生の半分経過したようなものです。
つまり、人生とは、、、
前半(10歳前後)で本当の自分を見失い、
後半(10歳以降)で本当の自分を取り戻していく、
壮大な人生ゲームであると僕は確信しています。
どこまで自分を取り戻していけるか。勇気を持って取り戻せるか。
そんな人生ゲームであると考えています。
そのゲームの主人公にもなれず怯えて病んでしまっている人が多いです。
臆病風に吹かれてどうにもならなくなってしまっている人もいます。
結局のところ、何が根底にあるのか、
それを表したものがサヨナラ・モンスターの教材本編、
「モンスターの正体の図」でお伝えしていることです。
これらが本当の自分の心の働きを遮って邪魔しています。
だからこれらの心の問題解決をしていき、
自分の力で自分の心が再び動けるように、
10歳以前の頃のように心が動き出せるように
自分で自分を救っていくことが必要なのです。
サヨナラ・モンスターに取り組んできた人は、
「モンスターの正体の図」の「赤色」の部分がなんとなくわかってきたと思います。
(自分の場合は何なのかが)
※黒塗りにしていますので購入者さまだけ教材本編で確認して下さい。
この図の「赤色」の部分が、10歳くらいまでに失っているものなのです。諦めたり、傷ついたり、壊されたり。それを取り戻していくということも、本当の自分の心の働きが戻ってくるということなのです。僕自身は「赤色」の部分が傷つき、諦め、その反対に向かい、そして更生し、その気持ちを取り戻しました。
人生は壮大な人生ゲームですから、レベル1では何もなりません。自分のことをよく知って、自分のレベルを上げていく必要があります。それをしない限りは、一生誤魔化して、逃げて、薬漬けになってしまい、弱ってしまい、歳をとるたびに脳が衰えてしまい、考える力がなくなってしまう可能性もあります。そうなると、本当の自分を取り戻していくことは難しいでしょう。
人は誰もが自分の幸せに向かって生きたいと思っています。しかしそれは簡単ではない。つまり自分のレベルを上げていかないと手に入らないのです。それをやってく時間は限られています。しかも10歳で半分終わったようなものです。だから、冒頭でお伝えしたように、明日死ぬかのように、今日を大切に生きることが大事なことだと思います。
「書くこと」は「自分との約束」
「書くこと」は「自分との約束」でもあるのです。サヨナラ・モンスターの方法で書き出してきたこと、それは自分との約束であり、自分との契約でもあり、宣言です。だから書いた人ほど書いた通りに変わりやすいのです。自分で自分に刻んできたわけですから。付属ツールの「サヨナラ・モンスター管理」で見れる自分で書き溜めてきた情報の中でポジティブなもの、それらが自分に身についていることに気づきましたか? Aさんは親への恨みを抱えていました。その状態で付属ツールに書き続けていました。そしてポジティブな心理的変化についても書いているうちに、書いたことが本当に自分の変化になっていったのです。書いている段階ではまだそのポジティブが身についていない、或いはほんの少しだけしか身についていない状態だったのに、書き続けていたら、結果として本当に書いたポジティブ宣言通りの心に変わったのです。今では親への恨みをほぼ克服しました。これが本気でやった人の心理的変化です。
自分を変える?変わりたい?そう思っているなら、まず、書くことから始めましょう。書いて自己理解と自己受容を深めます。そうすると自分の答えを出せるようになります。その答えが出たら本気になれますよ。どんな人間にでも「命を超えた思い。命よりも重い夢」があります。忘れているだけです。
時間はない。さぁやろう。
あなたは何の為に生きていますか。自分を大切にして自分と向き合ってきたら、その答えが少しずつわかるようになってきます。自分の人生、どうしていくのか、どうしたいのか。どのように終わりたいのか。本当の自分を取り戻せば取り戻すほど、その答えが明確になってきます。全ての答えは自分の内側にあります。本当の自分と繋がっていくと、その答えがわかってくるようになるのです。
サヨナラ・モンスターの「書くこと」というのは、自分で自分の気持ちを表面に出してあげる作業でもあります。自分が自分の親になり、心を探り、理解を深める為の心理的努力をして自分の心の声、心の叫び、それらを全て書き出して、それらを全て受け止めてあげるということです。自己理解と自己受容です。その為に本気になって書いていくことが必要なのです。そして自分を取り戻していくと、人生の目的や、生まれてきた意味がわかってきます。それがわかってくると「やろう!」という気持ちになってきます。
あなたが生まれてきてお世話になった人が沢山いると思います。今のままで良いのか、自分は何をすべきなのか。よく考えてみて下さい。
どんなことでも、気づいたら、必ずメモするようにして下さい。教材本編の「必ずメモしておくこと」→「付属ツール」に書き出して、その中で無意識にアクセスする方法も併せて書き換えやすくして下さい。
最後に、ローマ皇帝の言葉をご紹介します。
人の一生は短い。君の人生はもうほとんど終わりに近づいているのに、君は自分に尊敬をはらわず、君の幸福を他人の魂の中に置くことをしているのだ。
マルクス・アウレリウス『自省録』(第16代ローマ皇帝)
あと1つ、有名な言葉をご紹介します。
いくら長生きしても、最初の二十年こそ人生の一番長い半分だ。
ロバート・サウジー(詩人)
1時間を無駄に過ごすような人間は、まだ人生の貴重さを発見していない。
チャールズ・ダーウィン(科学者)
あなたはあなたを大切にして、あなたを尊敬し、自分の幸福の為に生きて下さい。支配者はそれを否定するでしょう。迷わず自分を大切にして生きて下さい。
脚注リスト(引用文献・参考文献)
- 1参考文献:人間の体感時間を考慮した人生経過率 – 高精度計算サイト(https://keisan.casio.jp/exec/user/1654480962)