思い出すと苦しくなってくる過去の傷の1つに向き合います。
それは、兄弟間のことですが、
虚偽内容で、濡れ衣を着せられたことです。
やってもないことをやったことにされて、
他の家族も信じてくれず、いつも悪者扱いされていて、ずっと苦しくて悲しく、
言葉にできない色々なものを抱えていて、本当に苦しかった。
1度は死んでしまおうと決めたこともあった。
結局、大きな変化があって死ななかったけど。
子供の時からずっと続いていた兄弟間での、
虚偽内容で、濡れ衣を着せられることに麻痺していて、
それを対処することも出来なかった。
僕は、学校に行かなかったので勉強していない。
そして薬物依存が酷く、幻覚ばかり見て現実逃避をし続けていた。
もう何が何だかわからず、薬物なしでは辛くて苦しかったから。
その時は何がどう苦しいのかわからず、言語化も出来ない、だから考えないで逃げていたのです。
だけど、逃げ続けることなんて出来ない。
だから、こうして苦しみや、深い悲しみに真正面から向き合っている。
過去の僕は、勉強もしていないし、普通の人のような学校生活や、
家庭生活、人間関係がなかった。だから、言うなれば「知的障害」のようなものだったのだと思う。
(これは知的障害を悪く言っているのではありません)
よく、嫌がらせをする者が、知的障害者をからかい、虐め、攻撃し、
怒らせて楽しんでいることがあるが、
僕自身、過去は怒りを使って防衛するしか出来なかった。
怒りで跳ね除けることが唯一の手段で、僕は暴走族に入った。
心の片隅には、万が一の時があったら、刺してでも殺してやる。そう思っていたこともあった。
自分の心を少し守るだけで精一杯で、誰も信じられず、どうしていいかさえもわからなかった。
それ以前に、本当の自分の気持ちが何なのかさえ、わからなかったのだから。
僕のように、上手く説明が出来ない、言葉の意味も定義も知らなかった。
だから、言いたいことを伝えることも出来ず、感情的になるしか出来なかった。
そんなんだから兄弟にいいようにされてしまったのです。
虚偽内容で、濡れ衣を着せられ、それが当たり前になっていた。
だけど、心の片隅で家族を信じたい気持ちがあった。
元の家族に戻れる日がくると、信じたかった。
虚偽内容で、濡れ衣を着せたり、でっち上げたり、陥れたり、
そんなことがなかった僅かな日が戻ってくることを心のどこかで期待していた。
だから、嫌なのに家族と関わっていたのです。
そういった中、家族外の人間の接触により、家族の別の一面を見る機会がありました。
僕は、それに衝撃を受けたんです。
「俺が思っていたのと違う…」と。
それから色々あり、そして、「騙されていた」と確信したんです。
だから家族から逃げるように離れました。
つまり、「元の家族に戻れる日がくるなんてあり得ないほど腐ってやがる」と確信したのです。
そして、離れてから何度も相手の腹を探るかのように話し合いに行きました。
そして、「やっぱりな」と確信を深めていきました。
つまり自分は美徳に騙されていたとわかったのです。
わかってしまったら、もう今までと同じでいるわけにはいきません。
そこで、僕は家族全体を少しずつ敵視するようになっていきました。
(極度の依存していたから依存もあり、信じたい気持ちもあり、複雑だった)
時間をかけて自分がこれまで家族内でどういう状態になっていたか、
理解を深めていきました。
僕の心は、兄弟のことも疑っている状態です。
だけど気持ちをわかってほしいと矛盾したような状態でした。
ですから、電話がかかってきたときは、
スピーカーにしてパートナーに聞いてもらったりしていました。
僕はバカだから、どの瞬間にすり替えられているとか気づけなかったので。
そして女兄弟から電話がかかってきて、
僕は電話に出た。
電話は相談だった。
僕は自分なりに相談に乗った。
そしたら、次の瞬間いきなり電話の向こうで兄弟が「やめてぇぇ!!」と大声を出した。
そしたら、電話の向こうでドアが開く音と「どうした!?」という女の声が聞こえた。
そしたら兄弟がその女に何かを伝え、その女が電話に出て「コラ!!お前今何時だと思ってんだ!」と、
怒鳴ってきて、文句を言ってきた。こっちの話は聞かず、既に色々と思い込んでいる状態。
つまり、僕としては電話がかかってきたから出て普通に相談に乗っていたのだけど、
その兄弟の目的は、僕から電話がかかってきて怖いから出てしまったら脅されたみたいな、
おかしなはなしになっているわけです。(利益にために演技をする兄弟の手口)
結構前のことで曖昧な部分もありますが、こうやって話を作られ、悪者扱いされて育ってきたのです。
それが自分で紐解けないので、この時はパートナーに聞いてもらいました。
ですので、パートナーは僕の兄弟の汚さをよく知っています。
説明が下手な僕のことを信じてくれているのか、こういった真実を目の当たりにしてきたからです。
僕の兄弟が如何に嘘つきで、話を作り、演技し、嘘の涙を流すか、パートナーはそれを知っています。
唯一の理解者がいたから、僕は自殺をやめることが出来たのです。
兄弟に濡れ衣着せられ、親は嘘つきを信じる。
これは本当に悲しかった。
そんな汚いことやるなら、刃物で刺して殺してくれよと思ったこともあった。
刃物で刺されたら誰が本当の攻撃者かわかるでしょと言う気持ちで。
今このことを書いていても、上手くまとまりません。
まだこの部分は、心の傷が深いからでしょう。
だけど、このことから手に入れた大きなプラスがあります。
それは、ずっと親に、守ってほしかった、信じて欲しかった、
上手く言えない思いをわかってほしかった、言語化してほしかった、
真実を追求してほしかった、こんな気持ちが心の片隅に合った。
それは叶わぬ願いだったけど、
自分が自分に対して出来るようになったのです!
自分で自分を守れるようになり、
自分を信じれるようになり、
以前より上手く言えるようになり、
以前より事実を説明できるようになり、
真実を明らかに出来るようになった。
深い苦しみや悲しみは、
こういった自分の成長に繋がっていたのです。
3度の飯より薬物、そして勉強を放棄して知的障害のような部分があった自分が、
このようなプラスな変化を手に入れた。
他にも、人も、動物も信じることが出来なかったけど、
「動物は絶対に嘘をつかない、陥れない」とわかり、
世界を敵視していた自分の心が心が軽くなりました。
保健所から来てくれたネコ。
僕の心を癒してくれました。
あの家族が今後嘘で仕掛けてきたら、全部めくる自信があります。
それだけの力も身に着きました。
更に、親は主犯じゃないことがわかったので、
親に対しては区別したうえでの感謝の気持ちを持つことも出来るようになりました。
そして兄弟に対しても、生き方は全く違うけど、
あんな手口を使うことでも、兄弟なりに最善を尽くして生きているのだろうということもわかってきた。
僕は、もう深い共依存関係に戻る気はない。
だから、もう終わったことだと納得も出来てきている。
まだこの傷は残っていますが、
他にも、この傷、悲しみ苦しみにあるプラスを出来るだけ見つけようと思っています。
相当なプラスがあるはず。
投稿者:S