心の問題って何?
心の問題は、多種多様で人によって抱えているものが違います。うつ、トラウマ、恐怖、色々あります。これらの心の問題は「自分の答え」をしっかりと出して、それを解くことで消化されます。そして力になります。
どうすれば自分の心の問題がわかるの?
サヨナラ・モンスターでは、心の問題を「モンスター」と呼んでいます。このモンスターは「纏まり(まとまり)」のことです。心の問題として機能している細かいもの(教材本編のモンスターの正体の図でお伝えしているものと、それに関するもの)が複雑に絡み合って纏まっているもの、それが心の問題です。
自分が抱えている心の問題の詳細は、教材本編の「必ずメモしておくこと」の作業の繰り返しで少しずつ明らかにしていきます。そこに解くべき問題が沢山隠れています。それらを、付属ツールの質問文Bの1にセットして、自分なりの答えを出して、書いてまとめて、アウトプットします。つまり、心の問題を細分化して、細かくなったものを1つ1つ変えていくということです。この繰り返しによって1つの心の問題解決をしていきます。1つのまとまりが解決されたら次のまとまりを解決すれば良いでしょう。
結局のところ問題は自分の認知が生み出しています。その認知を見つける作業が教材本編の「必ずメモしておくこと」の作業で、見つけた認知に関する情報を変えていく作業が付属ツールの質問文Bの1からの流れになります。
そしてこの作業を繰り返していくと、サヨナラ・モンスターの付属ツール、「サヨナラ・モンスター管理」に入力した情報が溜まっていきますので、それら一覧を見ることで、自分の心の問題全体を客観的に把握出来ます。
このように自分の心の問題が徐々にわかってきます。
どうやって解決していくの?
把握したら、どこから解決していこうかを考えて、自分がやりやすい問題から解決していけば良いのです。解決がしやすいように、付属ツールの質問文Bの1から10までで上手に誘導しています。僕が知る限り、最も変化が起こりやす誘導を考えて制作したツールとなっているので、他では変化が起こらなかったのに良い変化があったという人たちも沢山いました。心を変えやすいツールです。
質問に沿って書いて、そしてまとめていくことで、心理的な変化を起こしていきます。新しい視点、解釈など、気づきを手に入れて、それを書いてまとめてアウトプットして自分に刻めば良いのです。この繰り返しで人は変わっていきます。その心の問題が問題ではなくなるまで自分を変えていけば良いということです。
例えばうつになりやすい人は、物事をマイナス化してしまう思考が強いです。認知の歪みの10パターンの1つ「マイナス化思考」です。これはうつ病の認知療法の創始者の精神科医の弟子である、デビッド・D・バーンズは、「認知の歪み」の10パターンのうちの1つ「マイナス化思考」について、「”認知障害の中でも最もたちが悪い”」と言ったと言われています。それほど変えることが難しいものです。だけど、ここをしっかり変えていくことで、うつになりにくくなります。更にトラウマ転換ウォーキングを併せると更なるうつ予防も期待出来ます。
このように認知を変えて解決していきます。心の問題と言っても、それらは殆どが感情の問題だったり、意味づけ(認知)の問題ですから、自分の力で自分の認知を変えていけば良いということです。サヨナラ・モンスターのやり方は、認知行動療法でさえ効果の出ない深い部分の苦しみを生み出している問題(認知)さえも変えてしまえる可能性がある方法なのです。僕はこの方法で変わることが出来ました。自分が変わると、気分も変わります。見ている世界も変わってきます。
心の問題解決はまだ難しいという人は、感情のラベリングから始めるのも良いと思います。詳しくは下記をお読み下さい。