怒りは、「心の防衛」でもある

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怒りは、「心の防衛」でもあるのですが、この怒りの感情を悪いものだとして無かったことにすると、対人恐怖症になる場合があります。自分の内側に隠れた怒りが、他者に投影され、それが自分に向けられているように感じてしまい、恐怖する場合もある。

誰に対して、何に対して怒っているのか、感情を素直に認めることも大切です。その上で、戦うべきもの、反撃すべきものなのであれば、計画的に反撃してすることも大切です。その時に、怒りの感情を計画的行動のエネルギーとして使えば良いのです。怒りをそのまま出すのはよくない。冷静に、計画的に。

今日は、サヨナラモンスターツールで、
気持ちを1つ整理して、まとめます。

ずっと、些細なことで怒ってしまう自分がいました。

些細なことで怒っていれば、ストレスも溜まるし、
周りにも嫌な思いをさせてしまう場合もあるから、
これは治していかないといけないことだと思っていました。

僕は、小さな問題だと思えるようなことの中にも
重要なことがあり、それを大切にした家庭で育ちたかった。

つまり個人的には「正しさ」が好きなんです。
(これを押し付ける気はないです)

自分で一つ一つを正していき、整えて、
心にも余裕を作っていけばいい、
そしたら些細なことで怒ることも減るだろうなと思いました。

建設的な生活を送りたい。
もう、破壊や崩壊に向かっているのに、
気づかないまま不幸になっていく家庭は懲り懲り、
そしてその責任を、全部こっちに擦り付けてくるのはもう嫌だ!と思いました。

僕に足りないことは、
「快(心が晴れ晴れして気持がよい)」の感情です。

この感情が足りなく、余裕がなく、焦りから、
「またああなったらどうしよう、耐えられない」という不安や恐怖、
色々なものが入り乱れて、それが「怒り」に繋がっていました。

だから、一つ一つを正していき、整えて、
もっと、余裕を作っていくこと、

それが「怒り」を減らして、
「快(心が晴れ晴れして気持がよい)」の感情を増やすことに繋がるとわかるようになりました。

なので、今の目標の一つは「余裕をつくる」ことです。

ツールでまとめていると、
過去の未処理未消化の感情を見つけることが出来ました。

過去の家族は、僕が望んでいる「整理」「修正」などを嫌がって、
その逆をやっていました。
解決なしで問題を生み出しているので、問題がどんどん増えていく。

混乱、ぐちゃぐちゃ、すり替え、責任転嫁、嘘など。
僕はそれに合わせることは出来ない。

だから違う人間だと理解も出来たし、
離れてもいいんだと思うことも出来るようになった。

自分で気がついていなかった自分の色々な感情に気づけて、
もう、自分で自分を苦しめたくない、そういう気持ちにもなりました。

自分の感情を感じるって本当に大切なこと!
自分の感情を蔑ろにしてきたことで、心はどんどん苦しくなりましたので。

些細なことで怒ってしまう自分の気持ちが理解できたので、
その分だけ、心は楽になりました。
怒りは、「心の防衛」でもあったと、納得できました。

そして、確実に、以前よりも些細なことで怒ってしまうことは減りました。
確かな成果です。自己理解は本当に自分の心を楽にしてくれます。

些細なことで怒ってしまう自分の気持ちを理解したら心は少し楽になりました。
(https://sayonara-monster.xyz/post-article.php?id=818)

自分に気持ちを理解していくと、心は軽くなっていきます。

この「計画的に反撃する」という過程が、脳の前頭葉が活性化しやすくなるのです。それは、恐怖を感じている脳の扁桃体の暴走を鎮めることに繋がる。つまり、「計画的な反撃」が「恐怖症克服」に繋がることもあるのです。逆に、恐怖が酷い人は、計画的な反撃が出来ない。

僕自身、恐怖が酷かった頃、まったく計画を立てられなくて、感情的反応しか出来なかった。あの頃よりは、計画的な反撃も出来るように成長した。そして恐怖も大幅に減った。「計画的になると、恐怖は減っていく」、脳機能学者が言っていることは間違いなかった。

とある脳機能学者が「『計画的』になると、恐怖は減っていく」と言った。アメリカの作家、教師のデール・カーネギーは、「”恐怖心を克服するには、どんな手順で行動するか前もって『計画』し、その通りに実行すればよい。脇目もふらずに仕事に打ち込めば、恐怖心など忘れてしまう。”」と言った。

これは実のところ、その背後で「恐怖感情を燃料として使っている」ということ。恐怖感情を燃料に、計画し、それに打ち込む。計画には「知る」も含まれているから。つまり、サヨナラ・モンスターで言う、恐怖感情を燃料にして「知るべきことを知る」ということ。恐怖って、とても楽しいものでもある。

恐怖感情を燃料にして使わないと、心の奥に蓄積し、「恐怖のまとまり」になってしまう。そのまとまりから問題が生み出されてくる(恐怖心系の問題集)。逆に、恐怖をしっかり感じ、浸り、味わい、その意味を知り、知るべきことを知り尽くし、行動のために感情を使うと、恐怖はちゃんと消えていく。

大切なことは、「恐怖を恐怖しないであげて」ということ。恐怖を感じていいし、震えてもいい、ビビってもいい。問題ない。問題なのは自分の大切な感情なのに、無かったことにすること。感情は無かったことにしても、実は消えない。心の奥で残って、蓄積していく。肥大化すると問題を引き起こす。

恐怖感情が蓄積し、まとまりが肥大化すると、色々な問題を引き起こしてくる。そこで、「纏まり(まとまり)を小さくする」ことが必要になる。そのための方法は色々ある。僕の場合は、サヨナラ・モンスターでまとまりにサヨナラした。

この「まとまり」を小さくする方法は他にもある。それは、あなただけにしか出来ない「表現」をすること。

「表現」をしたがる人が多い理由の1つ。それは「表現」することで傷を癒すことが出来るからです。だから傷ついた人は、音楽、文章、絵、色々な形で自分を表現していきます。他者の「表現」を嘲笑う人は表現をすることに恐れているから他者の足を引っ張り他者の表現を潰そうとします。表現は大切です。

このようにに、「表現は傷を癒すことが出来る」のです。まとまりの核には「傷」があります。つまり、表現が、まとまりを小さくし、核の傷を癒してくれるのです。

表現者は、無意識のうちに、「表現」が「心の傷」を癒してくれることを感じているのだと思います。

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